3900gのビッグベビー、鉗子分娩による出産
第一子出産の時の体験です。
初めての妊娠で不安も大きく、あまり動かずに過ごしていたせいかお腹もかなり大きくなり、周りの人から「双子?」と言われるほどに。
予定日から5日過ぎ、明け方に陣痛が始まりましたが、なかなか進まず13時間が経過。
ようやく分娩台に上がった時にはかなり疲弊していて、陣痛の合間に眠ってしまうほどでした。
必死にいきみ続けるものの赤ちゃんは降りてこず、2時間ほどが経過。そのうち陣痛も赤ちゃんの心音も弱まってきてしまったので、陣痛促進剤を使うか、緊急帝王切開かという話でしたが、最終的に鉗子を使って赤ちゃんの頭を挟んで引っ張り出すことになりました。
先生が下から引っ張り、助産師さんが上からお腹を押して、ようやく赤ちゃんが出てきてくれた時には、半分気を失いかけていました。
体重は3900gほどあり、難産のため全身紫色でした。
その時は感動する余裕はなく、安堵感の方が勝っていました。
なかなか泣かなかったので心配しましたが、助産師さんに叩かれて初めて産声を上げた瞬間に涙が溢れてきました。
やはり妊娠中にはたくさん体を動かさなくてはいけなかったなと痛感した出来事でした。