離乳食完了期はどんなことに気を付ければいいの?

離乳食完了期はどんなことに気を付ければいいの?

離乳食完了期に入るともう少しで離乳食が終わり幼児食に入ります。
もうそんなに成長してきているんだと思うお母さんもいるかもしれません。
私自身がそう思っていました。
いっぱいご飯を美味しそうに食べてくれてとても嬉しかったです!

パクパク期(1歳から1歳6か月)

離乳食完了期のことをパクパク期とも言います。
パクパク期は離乳食の仕上げの時期で、手と口を連動させる動きが上手になり口の中で左右に食べ物を動かしながら、歯茎でかんだり、すりつぶしたりして食べるようになります。
個人差があるのでもしできなくても焦らないでくださいね。
うちの子は噛まないで飲むことが結構あり色々な方に相談などをしていました。

食べても大丈夫なものダメなもの

食べていいもの

・炭水化物…コーンフレーク、蒸しパン、ノンフライの中華麺など
・野菜・果物…ブロッコリー、みかんなど
・たんぱく質…しらす干し、ハムなど
・調味料…ケチャップ、マヨネーズ、カレー粉、ごま油などです。

食べたらダメなもの

・刺身
・もち
・ごま
・ナッツ類
・塩分、糖分、脂肪分が多い食品などです。

アレルギーの心配な方は少しずつから食べさせて様子を見ていきましょう。
初めて食べるものは少ない量から始めてあげましょう。

離乳食完了期の進め方

離乳食後期とほとんど変わりません。
朝、昼、晩の1日3回です。食欲旺盛な赤ちゃんの場合にはおやつを2回与えてもよいでしょう。食事に響かない時間にあげるようにしてみましょう。

1回あたりの食事量は軟飯80〜90g、野菜や果物40〜50gにたんぱく質をプラスしましょう。
たんぱく質は種類によって量が変わるので、以下の目安を参考にしてみてください。

・肉・魚…15〜20g
・豆 腐…50~55g
・乳製品…100g
・卵…全卵1/2~2/3個

間食のおやつは食事が食べられなくなるほど与えないようにしましょう。
乳幼児用ビスケットやおせんべいを1〜2枚くらいを目安にしてください。

固さは肉団子程度の固さが目安で火を通して、歯茎でつぶせる固さ、大きさに。
千切りにしたり、乱切りにしたり、みじん切りにしたりと、野菜の切り方に変化をつけて食べさせてあげましょう。
そうしたら赤ちゃんも食感を楽しみながら食事ができます!

味付けは大人の食事に近づいてきたといっても味付けはまだまだ薄味にしましょう。
ケチャップやマヨネーズ、カレー粉、ごま油を少量であれば使えるようになってきたので、味のバリエーションを増やしてみましょう。

最後に

離乳食が完了したからといって、すぐに大人と同じ食事ができるわけではありません。
大人と一緒の形態で食事ができるのは、3歳頃だといわれています。

それまでは手間に感じても赤ちゃんの為に食材を小さく切るなどの一手間を加えてあげましょう。
一手間を加えて赤ちゃんの分だけを作るのは長くないです。
ですので楽しみながら作ってあげれるといいですね。

長かった離乳食もようやく終わりが見えてきましたね。
離乳食完了期でしっかり食事のリズムを整えることで自然と生活習慣も整ってくると思います。赤ちゃんと一緒にいろいろな食材を楽しみながら残り少ない離乳食期を楽しんでください!

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