子供の肺炎!どんな症状がでるのか
「肺炎」と聞くとなんだか怖いイメージですよね??
私は、頭のどこかで「死」と言う言葉を想像してしまうほど、肺炎はとても怖い病気というイメージです。
子供が風邪を引いて咳をしていると
「肺炎になってしまうかもしれない・・・・・」と心配になったりしませんか??
でも、子供の肺炎の症状はと聞かれるといまいちピンときませんよね??
なので、今回は子供の肺炎について書いていきたいと思います。
肺炎は怖くない!?
上記でも言いましたが、肺炎に恐れている私ですが・・・なんと肺炎は現在ではそんなに怖い病気ではないみたいなんです!
昔は、肺炎にかかってしまったら4歳までにかかると2割、2歳でかかると半分が亡くなっていた病気でした・・・。
これは約70年くらいのことなのですが、このこともあって現在でも「肺炎は恐ろしい病気」だというイメージが強いんです。
肺炎は、風邪の悪化した状態の病気で、ウイルスや細菌が喉や気管を通って肺まで入り込んで、肺で炎症を起こしている状態なんです。
ちなみに子供がかかる肺炎ですが、種類がありまして
・細菌による肺炎
・ウイルスと細菌の間の性質のマイコプラズマによる肺炎
に分けられます。
この3つの中で1番重症化しやすいのが、細菌性の肺炎です。
昔は、この細菌性の肺炎になる子供が非常に多かったんですね~。
現在では、ウイルス性とマイコプラズマ肺炎が多くなってきています。
この2つの肺炎は、あまり重症化しないことが多いです。
肺炎の症状は??
上記で話した3つの肺炎の種類別に症状を書いていきますね。
細菌性肺炎の症状
3つの中で重症化しやすい肺炎です。
細菌性肺炎の特徴は
「いきなり40度前後の発熱」や「悪寒」「呼吸困難」「激しい咳」「食欲不振」などです。
乳幼児の場合は、数日間軽い風邪のような症状が続いた後に、いきなり高熱が上がります。
いきなり高熱が上がったら細菌性の肺炎を疑ってください。
ウイルス性肺炎
現在肺炎の半数を占めているのがウイルス性の肺炎です。
「発熱」や「咳」「鼻水」などの症状が出て、一般の風邪と何ら変わりないです。
ほとんどの場合は自然に回復していくそうです。
マイコプラズマ肺炎
「発熱」や「咳」が主体です。
咳は長引くことが多いのですが、どんどん症状がひどくなっていく特徴があります。
さらに夜中から朝方にかけて症状がひどくなるのも1つの特徴です。
最後に
昔に比べれば、肺炎は怖くない病気になってきて少しほっとしました。
肺炎はレントゲンを見れば、はっきりとわかる病気です。
早期発見が大切です。
ただの風邪の場合は、3日目くらいから回復していきます。
4日たっても、なかなか咳や熱が良くならない場合は病院に行ってください。
今や、肺炎に効く抗生物質もあります。
適切に処置すれば治る病気です。
子供の咳がなかなか治らないときは、肺炎を疑って病院で検査してもらいましょうね。