3歳までかかる?EBウイルス感染症とはいったい何なのか!原因と症状について

3歳までかかる?EBウイルス感染症とはいったい何なのか!原因と症状について

みなさんは「EBウイルス感染症」と言う言葉を聞いたことありますか??
「聞いたことがない!!」と言う人も多いと思います。
小さい赤ちゃんや、子供がいるお母さんは気になるところですよね??
今日は、EBウイルス感染症について書いていきたいと思います。

EBウイルス感染症ってなんなの??

そもそもEBウイルス感染症っていったいなんなのでしょう??
EBウイルスは、ヘルペスや水疱を引き起こすヘルペスウイルスの1種なんです。

このウイルスを発見したエプスタイン・バーの頭文字をとってEBウイルスと呼ばれているんだそうですよ!!
EBウイルスは、もちろん人から人に感染します!
・・・・・が、感染してもほとんど症状が現れないみたいです。

症状が出たと言っても、軽い風邪のような症状です。
しかも、1回感染すると免疫ができるので二次感染はありません(*^。^*)

日本では2歳から3歳くらいまでに約70%の赤ちゃんや子供が感染して、20歳を過ぎるくらいには、90%くらいの人がしらない間に感染して免疫ができています。

しらない間に感染して、免疫ができている・・・・・EBウイルス感染症と言う言葉があまり浸透していないのもなんだか納得です。

EBウイルス感染症の感染経路と症状について!

EBウイルスの主な感染経路は、飛沫感染です。
また、お母さんやお父さん、兄弟などの回し飲みをしたり食べかけを食べたりしてうつったり、かわいいからってキスしたりする何気ない日々の中で感染します。

潜伏期間はだいたい30日から50日くらいだとされています。
意外と長い期間潜伏しているんですね~。

症状が発症してからも、鼻水や唾液や咳などによってウイルスが排出されています。
次にどんな症状が出るのかと言うことですが、上記でも言った通り、症状がでない場合がほとんどですが軽い風邪のような症状が出ることもあります。

特に、乳幼児に感染した場合症状が現れにくいです。
ですが、まれに「伝染性単核球症」と言う病気を引き起こす可能性があります!!!

もし、この伝染性単核球症を引き起こしてしまった場合は、このような症状があるので注意が必要です。

・38度以上の高熱が出て1週間から2週間続く
・咽頭炎や扁桃炎になる
・食欲不振
・疲労感
・リンパの腫れや首の腫れ
・まぶたの腫れ
・発疹
・肝脾腫

などです。

肝脾腫とは、肝臓や脾臓が腫れる症状のことです。

伝染性単核球症を、引き起こしてしまった場合は90%の人が38度以上の高熱の症状があるので、高熱が3日以上続いた場合はすぐに小児科に行ってくださいね!!

小児科では検査してもらえるのか?

本来、EBウイルス感染症の検査は血液検査が必要になります。
ですが、発熱で小児科を受診しても、最初から血液を採るような検査はしないと思います。

一般的に高熱が出たら、インフルエンザやアデノウイルスの感染を疑うので、鼻の粘膜を採取して検査すると思います。

鼻の粘膜を検査して、原因が見つからないときに血液検査をすると思います。

最後に!

いかがでしたか??
EBウイルス感染症について参考になったでしょうか??
残念ながら、現在ではEBウイルス感染症の特効薬はありません。

EBウイルス感染症は大人よりも乳幼児に感染する可能性は比較的低いです。
なので、感染してしまったら風邪を引いてしまったときと同じように対処してあげましょうね!!

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