子供が骨折してしまったらどんな症状が出るの?
以前、子供の骨折の種類について書かせていただきました。
子供はさまざまな形で骨折することが多く、見分けるのもなかかな難しいものですね。
骨折の種類について知ったところで、今回は、もし子供が骨折してしまったらどんな症状がでるのか書いていきたいと思います。
MENU
骨折したときの症状について!
閉鎖骨折だと、なかなか骨折したことがわからなくずっと後になってから骨折になっていた!と言うことが多いんだそうです・・・。
骨折には、さまざまな症状があります!
痛み
骨が折れている部分が痛み出します。
特に骨を押したときに、すごく痛みを感じます。
ひびが入った状態でも痛みがあるんですよ!!
そして、冷やしてもなかなか治らないと言うのも特徴です。
子供が、痛みを訴えている、泣き止まないときは骨折を疑ってください。
変形や異常可動性
変形は、関節部分以外の場所で骨が曲がってしまい、外側からでも「骨折している」とわかる状態のことです。
異常可動性と言うのは、関節ではない場所いわゆる普段曲がらない部分で骨が動いたり曲がったりする状態のことを言います。
内出血
骨が折れてしまうと内出血します。
折れた部分によっては出血量が多かったり少なかったりしますが、骨盤だと大量に出血します!!
さらに、骨の周りにある筋肉や腱などが傷ついてしまったときも内出血します。
なので、骨折してから数週間から数日くらいで内出血やあざが広い範囲に出てきます。
腫れ
骨折したことによって、出血や周りの組織が傷つけられて炎症を起こし、骨折した部分の周りが腫れてきます。
上記のような症状が出てきたときは、骨折を疑ってください。
もし、骨折で大量に出血してしまった場合、
・意識障害
・急激な腫れ
・低血圧によるめまい
の症状がでてくるときもあります。
このような症状は、命にかかわることもあります。
骨折して大量に出血し、このような症状があった場合は、救急搬送しましょう!!
また、頭を強く打って頭蓋骨を骨折したり、首や背中を打ったときは、命にかかわることが多いです。
こちらも救急搬送をした方がいいです。
子供におこりやすい骨折原因について
子供におこりやすいのは、外傷性骨折です。
外傷性骨折
外的な力が加わって折れる
疲労骨折
小さな力で少しずつ骨が破損していく
病的骨折
骨粗しょう症やくる病などの病気が原因で折れる
子供は、高いところからジャンプしたり、大人ではびっくりするようなことをよくしますよね(^_^;)
やんちゃ盛りの子供は要注意ですよ!!
骨折したかも・・・そんなときの応急処置
「骨折したかもしれない・・・・・・」そんなときは、救急車を呼んで待っている間応急処置をしておきましょう。
覚えておくといいですよ。
冷やす
タオルで氷などをくるんで患部を冷やしてください。
患部を心臓より高い位置にあげる
心臓より高い位置にすることによって腫れを防ぐことができます。
添え木や包帯などで固定
腕や脚は添え木を当てておいて血流を妨げないようにして固定しておきましょう。
方やひじは三角巾で首から吊るしてもいいです。
骨折は、いつなってもおかしくありません。
骨折の原因や症状や、応急処置を知っておき、もし子供が骨折してしまったとき焦らず対処してあげましょう。