子供の急性虫垂炎について。原因や症状を解説

子供の急性虫垂炎について。原因や症状を解説

みなさんは、急性虫垂炎ってご存知ですか??
あまり聞きなれない言葉ではないでしょうか??

私の近所で3歳になる男の子がいるのですが、「なんだか、急性虫垂炎になったらしいよ・・・・・」とママ友から聞きました。
最近、急性虫垂炎という言葉を、聞くので急性虫垂炎について書いていきたいと思います。

急性虫垂炎ってなんなの?

上記でもお話ししましたが、「急性虫垂炎」って聞いてもなんだかピンと来ないのは私だけでしょうか(^_^;)
急性虫垂炎と言うのは、つまり盲腸炎のことです。

盲腸と聞くと「あっ!盲腸の病気なんだー!」となんとなくピンと来るのではないでしょうか。
子供が急に「お腹痛い・・・・・」となったときに、原因として考えられるのが急性虫垂炎です。
2歳以上であれば、世代関係なく起こりうる病気なんです。

ですが、10代のうちに発症しやすいというデータがあり、一生に発症する確率は15人に1人なんだとか。
特に、小児の場合は、腹部の疾患の中で手術率がとても高いんです。

急性虫垂炎は、右下の腹部の腸にある虫垂と言うところが炎症して起こります。
虫垂は、盲腸の先端にある小さな突起のことを言います。
虫垂炎になると、盲腸まで炎症が広がることから盲腸炎とも言われるんですよ。

この虫垂炎は、発見が遅れてしまうと重症化しやすく、腹膜炎を併発する可能性もあり命に係わります。
なので、子供が「お腹痛い・・・・・」と言ったら病院に連れて行った方がいいかもしれません。

とっても怖い病気ですが、手術をして切除すれば比較的早く治るので、早期発見が重要になります。

虫垂炎の原因や症状について

早期発見が重要だと言いましたが、いったいどんな症状があるのか気になりますよね!!

虫垂炎の主な症状は、
・強い腹痛
・吐き気
・嘔吐
・食欲不振
・発熱
です。

虫垂炎の初期症状は、へその周りを中心としてお腹全体に強い痛みを感じます。
そして次第に、右下腹部に痛みが移動していきます。

さらに、軽くジャンプしたり右下腹部を押したりすると、反跳痛と呼ばれるかなり強い痛みがするというのも、虫垂炎の特徴です。

最初はあまり痛みが強くないという人もいます。
ですが、時間が経つにつれて虫垂に穴が開く穿孔性虫垂炎に、進行していき強い痛みを感じでき、重症化してしまいます。
お腹が痛くて吐き気があり、さらに39度以上の発熱がある場合は病院に行ってください!!

また、虫垂炎の原因は未だはっきりとはわかっていません。
考えられるのは、細菌感染や便の塊や異物による侵入のためにおこる閉塞などさまざまな説があります。

急性虫垂炎は実は医師も見落とすくらい難しい!?

子供がお腹が痛いから・・・・・と病院に行っても見過ごされてしまうことが多いんだそうです・・・・・。
急性虫垂炎は、医師さえも判断に悩んでしまうほど難しいんだそうです。
医師も難しいなら、私たち親だってなかなか判断は難しいですよね。
しかし、子供がいつもと違う腹痛を訴えていたら、まず、病院に行って医師に診察してもらいましょう!
それしか、早期発見への近道はありません。
診察から数時間たっても、まだ腹痛を訴えているのであれば再受診をしましょう。

最後に

子供が「お腹痛い!」と言ったら、「そのうち治るから大丈夫。」なんて片づけないで、1時間ごとにまだお腹が痛いのか確認してあげてくださいね。

ちょっとでも様子がいつもと違うなら、早く病院に連れて行ってあげてください。
家族みんなで子供を守ってあげましょう★

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