乳幼児期にテレビで子守り。テレビが与える影響とはなにか！

子供は、好奇心が旺盛でなんにでも興味津々ですよね？？
なので、テレビなんかつけたら、テレビに夢中です。

しかも、子供が活発になってくるといろいろなものを触ったりして、お母さんは目が離せません。
そんなときに、テレビを見せるとテレビに夢中になっておとなしくなるんですよね。

その間に、料理や掃除なんかをすませてしまうという人も多いのではないでしょうか？
なので、ついついテレビをつけっぱなしにしてしまいがちです。

テレビはとても便利なのですが、子供にどんな影響を及ぼすのでしょうか？
書いていきたいと思います。

テレビが子供に与える悪影響って？

こんなことを聞いたことはありませんか？
「２歳まではテレビを見せない方がいい！」

日本小児科医会では、テレビやゲームなどを長時間見せたりさせたりすることによって、心身の発達に悪影響を及ぼしているとしています。

中でも、テレビを長時間見せることによって、乳幼児の言語発達が遅れる可能性があると指摘されています。

テレビを長時間見せていることによって、人とのコミュニケーションが減っていきます。
乳幼児期は、人とのコミュニケーションによって言葉を覚えていくものです。

コミュニケーションが無くなってしまうと、言語や感性の発達が阻害されてしまい、発達が遅れていきます。
そしてこんな恐ろしいデータも・・・・・。

乳幼児期にテレビを見せる時間が１時間延びるごとに、７歳になったとき注意欠陥障害が起こってしまう確率が１０％高くなるというデータがあります。

長時間のテレビは、避けた方がいいですね。

なにを見ているかで影響が変わるのか？

教育ママが多くなってきている現在では、英語のテレビを見せたりしている人も多いと思います。

「教育番組だったら大丈夫なのでは？」と思いますが、実際はそうなのでしょうか？

実際は、２歳までの乳幼児は、テレビの内容をほとんど理解していないとされています。

なので、教育にと見せているテレビでも体に悪影響なんです。
もし、教育したいのなら、テレビに任せるのではなく遊びに取り入れて、親子でのコミュニケーションを大切にしてください。

テレビとの付き合い方

「絶対にテレビを見せてはいけない」というわけではありません。

これからテレビとどう向き合っていくかが大切なんです。

テレビは正面から見せる

斜めからテレビをみていると、ものを斜めから見てしまうと言う癖がついてしまいます。
なので、正面からテレビを見せてあげてください。

過激なシーンは避ける

暴力的なシーンや、過激なシーンは見せないようにしましょう。
赤ちゃんは、いいことなのか悪いことなのか判断がつきません。
赤ちゃんは、大人の真似をしたがりますので、あまりに下品なものは見せないようにしましょうね。

離れてみる

２ｍ以上は離れて見せるようにしましょう。
柵やガードを作って、近くで見るのを防止してもいいかもしれませんね。

どれくらいならテレビを見せていいの？

テレビを見せることによって、お母さんが助かっているということもありますよね。
では、どれくらならテレビを見せていいのでしょうか？

答えは、２歳以上であらば「２時間以内」です。
１日に２時間以内にするということを守りましょう。

２歳以下は、やっぱり見せない方がいいです・・・・・・。
でも、視聴時間が少なければ少ないほどいいです。

最後に！

いかがでしたでしょうか？
テレビはメリットデメリットがあります。

テレビから学ぶこともあると思いますが、できるだけ子供と一緒に遊びながらいろいろなことを学ばせてあげてくださいね。