乳児や子供に多い、夏に良く聞くペルパンギーナってなに?
みなさんは、ペルパンギーナって言う言葉を聞いたことありますか??
私は、子供を保育園に預けるようになって初めて「ペルパンギーナ」と言う言葉を聞きました!!
これって私だけでしょうか??
ですが、私の周りのお母さんでも「ペルパンギーナってなんか洒落た名前の病気もあるもんだね~」なんていうお母さんもいました(笑)
そこで、今回はペルパンギーナについてどんな症状が出るのか、原因はなんなのかなどなど書いていきたいと思います!!
そもそもペルパンギーナってなに??
ペルパンギーナと言うのは、「夏風邪」と呼ばれる疾患です。
主に、乳児や小さい子供が多く感染すると言われていいます。
なので、よく保育園や幼稚園などの集団行動をしていると、かなり感染して大変ですよね??
毎年、6月くらいから8月にかけて流行する特徴を持っています。
このペルパンギーナの原因ウイルスは、「エンテロウイルス」というウイルス群が原因とされています。
このエンテロウイルス群は、
・コクサッキーウイルス(B群)
・エコーウイルス
・エンテロウイルス(68型~72型)
です!!
この中で、コクサッキーウイルスが原因で起こることが多いんだそうですよ!
ペルパンギーナってどんな症状が出てくるの??
上記で、コクサッキーウイルスが原因でなる可能性が多いと言いましたが、いったいどんな症状が出てくるのでしょうか??
ペルパンギーナの、代表的な症状といえば、口の中を中心に「水泡」や「炎症」を起こすことです。
ペルパンギーナの原因ウイルスの、コクサッキーウイルスなどのエンテロウイルス群は、口の中やのどや腸管内で増殖する特徴を持つので、口の中が炎症するそうです。
症状をまとめると、
・口の中の口内炎・水泡・ただれ
・のどの痛み
です。
この3つが代表的な症状なので、このような症状が夏に出たら「あれ??ペルパンギーナかも??」と疑ってみてください。
さらに、
・頭痛
など、人によってこのような症状も出てくることがあります。
正直、素人には病気の症状で判断するのは難しいですが、ちょっとでもおかしいなと思ったら病院に行って検査してもらいましょう。
ペルパンギーナの潜伏期間について!!
ペルパンギーナの、原因ウイルスのエンテロウイルスの潜伏期間はいったいどれくらいなのでしょう??
答えは、2日~5日くらいです。
感染してから、2日~5日くらい潜伏して、症状が出てきます。
潜伏期間が以外にも長いので、この間遊びに行って他の人に感染・・・・・なんてことも多いんだそうですよ!
ペルパンギーナにワクチンはあるの??
残念ながら、ペルパンギーナに効果的なワクチンはありません。
また、抗ウイルス剤もありません(^_^;)
なので、ペルパンギーナにならないようにとワクチンで予防することはできないと言うわけです。
手洗いうがいなどで予防するしかないんです。
他には、マスクをして防いだり、家ではおもちゃを消毒したりインフルエンザを予防する感じと同じでいいと思います。
また、ペルパンギーナに感染してしまったら、脱水症状にならないように注意してください。
口の中が荒れるために、あまり食べ物や飲み物を口にしないという子供が多いんです。
酸味のあるジュースなどは、すごくしみたりするのでイオン水や湯冷ましなどを飲ませてあげましょうね。
最後に!
いかがでしたか??
少しでもためになったでしょうか??
なんと今年(2016年)は、昨年の2倍の感染が心配されています・・・・・。
予防がとても大切になってきますね。