子供が百日咳になってしまったら。症状とケアについて

子供が百日咳になってしまったら。症状とケアについて

みなさんは、「百日咳」はご存知でしょうか??
名前からして、長く症状が出る病気のイメージが強いですよね!?

ですが、詳しい症状や、なってしまったらどんな対策をしていいかわかりませんよね??

なので、今回は子供が百日咳になってしまったらどんな症状が出るのか、お母さんはどんなケアをしてあげればいいのかを書いていきたいと思います!!

百日咳とはなんなのか!

まず、「百日咳」について知っておきましょう。
百日咳とは、細菌性の呼吸器の感染症です。

痙攣性の発作が約1ヶ月から3ヶ月くらい続きます。

非常に長い期間続くわけです。
でも、今やワクチンで予防することができますよ!!

この百日咳は5歳未満の子供に非常に多く見られて、ワクチンをまだしていない赤ちゃんや、ワクチン接種をしていない子供は特に注意が必要です。

ですが、「ワクチンをしているから大丈夫!!」なんて安心してもいられないんです。

小さいころにワクチンをしていても、だんだんと免疫力が落ちてくる学童期や大人になっても感染してしまう可能性があります。

なので、子供だけじゃなく大人も感染する怖い感染症なんです。
赤ちゃんでは、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こす可能性もあるので、注意してくださいね。

百日咳の原因・症状について!!

百日咳の原因となる菌は、「百日咳菌」というものです。

この百日咳菌が気道に感染すると発作性の咳が出るようになり症状が出てきます。

感染経路は、百日咳菌を持っている人の咳やくしゃみによる飛沫感染か接触感染です。

百日咳に感染すると、約1週間くらいの潜伏期間ののちに、

・咳
・くしゃみ
・発熱
・頭痛

などの症状が次第に出てきます。

1週間から2週間くらいこのような症状が続き、次第に発作性の咳が出てきます。

子供の場合は、連続して咳が続いて、咳の合間に息を吸う時にヒューヒューという音がするもの百日咳の大きな特徴になります。

中には、「喘息??」と勘違いしてしまうお母さんもいますが、咳の合間にするヒューヒューという音が出るので、見分けるポイントになると思います。

また、咳の発作は夜に出やすいので、嘔吐やチアノーゼが見られることもあります。

6ヶ月未満の赤ちゃんは、咳が出ないで呼吸が止まったりするので重症化しやすいので注意が必要です。

子供が百日咳にかかってしまったら・・・家でできるケアは?

子供が百日咳にかかってしまったらどんなケアができるのでしょうか??
まず、百日咳の治療には咳止めは効きません!!

マクロライド系の抗生剤を服用します。

家では、安静にしておくようにしましょう。
発作が起こりにくい環境づくりも必要です。
ホコリや部屋の乾燥、温度差に気を付けてあげましょうね。

赤ちゃんは縦に抱っこしてあげて、授乳や食事は何回かに分けてあげるといいと思います。

百日咳の予防方法

百日咳の予防法はワクチン接種が1番だと思います。
三種混合ワクチンに入っていますので、三種混合ワクチンを受けましょう。
このワクチンは、生後3ヶ月になったら受けられます。

もし、周りに百日咳にかかってしまった人がいたら、マスクや手洗いで防ぎましょう。
赤ちゃんの場合は、マスクなどはマスクなどはできないのでなるべく近づかない方がいいでしょう。

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