2016年は特に注意!?妊娠中にりんご病に感染してしまったときの危険性について

2016年は特に注意!?妊娠中にりんご病に感染してしまったときの危険性について

妊娠中は、免疫力も弱っていますし、いろいろな病気に感染してしまう可能性があります。
妊娠中のみなさんは、普段から予防対策をしていることと思います。
なの中でも、今年の2016年は「りんご病」が流行るかもしれないんです・・。

国立感染症研究所情報センターによると、りんご病は約5年くらいの感覚で流行周期が認められているんだそうなんです。

最近でりんご病が、流行った年は2007年と2011年です。
なので、今年はりんご病が流行ってくるのではとされているんです。

保育園などの集団生活をしている子供がいる妊婦さんなどは、特に注意しておいてください!
保育園などから子供が、りんご病をもらってきてお母さんに感染・・・・・っていうのもありますから!

りんご病に感染してしまうと、お腹の赤ちゃんに影響は出るのでしょうか?
りんご病についてのあれこれを書いていきます!

りんご病の症状と感染経路!

りんご病は、正式には伝染性紅班と言います。
ヒトパルボウイルスB19のウイルスの感染によって発症します。

小さい子供を中心に流行る、流行性発疹性疾患で、両方のほっぺが蝶型に赤くなる症状が見られます。
でも、大人がかかってしまった場合はほっぺに赤みが出ないことが多いんだそうです。

感染経路は、せきやくしゃみによる飛沫感染です。
鼻や口の粘膜に直接触れることで感染してしまいます。

妊娠中に感染してしまったら、血液を介してお腹の赤ちゃんに感染してしまいます。

赤い発疹は出る1週間~10日くらい前に、発熱や筋肉痛や倦怠感などの症状が見られます。
普通の風邪と見分けがつかないため、発疹が出てきたら初めて「感染したかも!」とわかる場合がほとんどです。

もし、小さい子供がいる家庭では、子供がりんご病だったと知ったときは、すでに自分にも感染しているという可能性がとっても高いんですよ。
感染力がとても強いため、家族内で50%の確率でうつるそうです。

妊娠中にりんご病になってしまったら?お腹の赤ちゃんに影響はあるの?

pregnant-971984_960_720妊娠中にりんご病にかかってしまうと、いろいろなトラブルが発生します。
りんご病の原因のヒトパルボウイルスB19は、赤血球のもとになる赤芽球という細胞に感染します。

赤芽球に感染してしまうと、妊婦さんの体内で一時期赤血球ができなくなってしまいます。
そうなってしまうと、お腹の赤ちゃんに血液が周らなくなってしまいます。

さらに、胎盤を通して赤ちゃんにも感染してしまいます。
その結果、赤ちゃんも貧血になってしまい、もっと重症化すると赤ちゃんのむくみがひどくなってしまい死亡することもあります・・・・・。

りんご病に感染した妊婦さんの7割が流産や死産になってしまうというデータもあります。

特に、妊娠初期や妊娠20週目未満の妊婦さんは、りんご病に感染する可能性が非常に高いです。

家の人や、子供がりんご病に感染してしまったら、すぐに病院に行って抗体を持っているかどうか確認する必要があります。

妊娠中にりんご病に感染しないためには!?

りんご病に感染しないように、特別なワクチンや治療法は現在ありません・・・・・。
なので、マスクや手洗いうがいなどをして予防するしかないんです。

りんご病は早期発見・予防がとても大切なんです。
普段からマスクをしたり、手洗いうがいを徹底しておく必要があります。

最後に!

妊娠中は、いろいろな病気になってしまう危険性がぐんと上がってしまいます。

いつも危険と隣り合わせの妊娠生活で、大変だと思いますが1番初めの赤ちゃんへの愛情行動だと思って頑張って乗り越えましょう。

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