子供に多い尋常性疣贅とは?タコとウオノメとの違い
ある日子供の足を見たら、「あれ??タコ?ウオノメ?」というイボができていたってことありませんか?
タコやウオノメは、大人がなるようなイメージが強いのに子供がなることもあるみたいなんですよ!
だけど、そのタコって本当にタコですか?ウオノメですか?
もしかしたら、感染症かもしれません。
意外と、感染症なのか、タコたのかウオノメなのか違いってあやふやですよね!
なので、今回はタコやウオノメ、感染症の症状の違いなどを書いていきたいと思います。
ちょっと待って!その足裏、感染症かも!!
みなさんは、ウイルス性の「イボ」というものを知っていますか?
特に子供に多いとされているのが、「ミルメシア」という原因菌が原因で、「尋常性疣贅」という痛みがあるタイプのイボです。
痛みがあるからわかりやすいと思いきや、子供の歩くときのくせなどであんまり痛くなく気づかないということがあるんだそうです。
なので、そのまま気が付かないで症状がどんどん進行していってしまう・・・という感じなんです。
イボにも、種類があって白いぽつぽつや赤みを帯びているもの、水がたまっているものなんかもあります。
この、ウイルスは傷口から入っていって感染するのが一般的なのですが、子供だけではなく大人にもうつるので注意してください!
素人でも判断は、非常に難しいです。
なので、少しでも心配な時は皮膚科に行って、診察してもらってください!!
タコ・ウオノメ等の特徴
タコ
タコは角質が硬く固まっただけなので、痛みはあまりありません。
タコは、足の指や指の付け根や、かかとにできやすいです。
圧迫されたところにできやすいとされています。
タコの大きな特徴と言えば、押しても痛くなく、押している感覚もあまりないというところではないでしょうか。
他の皮膚よりも白くなっていて、盛り上がって固さがある感じです。
また、タコはがに股歩きの子に多く見られます。
ウオノメ
中心に固い芯のようなものがあるのが、ウオノメの特徴です。
足裏にできることが多くて、芯がかなり深く真皮まで達しています。
なので、痛みを伴います。
ウオノメができる場所は、タコとほぼ同様なのですが、痛みを伴うのと芯があることの違いがあります。
サッカーなどや、よく走る子、偏った動きをしている子がなりやすいです。
よく、ウオノメに効くという市販薬が売っていますが、皮膚科の方がしっかりとした薬を出してくれますよ。
尋常性疣贅
ウイルス性の感染症の1つです。
初期だとなかなか、タコとの見分けがつきません。
尋常性疣贅の大きな特徴は、イボがどんどん増えていきます。
「これくらい平気!」なんて放置していると、あっという間に増えてしまいます。
イボが、増えたり、大きくなったりしたら尋常性疣贅に可能性が非常に高いので、すぐに皮膚科に行ってください!
治療法は、薬の服用がある場合もあります。
残念ながら特効薬はないので、通院することになると思います。
意外と見ない子供の足の裏ですが、たまにチェックしてあげてくださいね。