僕・私にもできるよ!〜1歳からのお手伝い〜

僕・私にもできるよ!〜1歳からのお手伝い〜

家事と育児に追われていると、「あー!猫の手も借りたい!」という心情になりますね。

でもちょっと待ってください!

実はすぐそこにママの味方がいるかも?

まだまだ上手にできませんが、1歳くらいの子供は猫と同じくらい(?)のお手伝いができます。

少しずつママのやっていることに興味が出始めるこの頃、うまく誘導できればお手伝いを習慣化することができます。

取り組みやすいお手伝いをご紹介します。

お手伝いをお願いするパパママの心構え

b21ea0a05fc341e66eb3ac7401c6c583_sお手伝いをお願いする前に、本人がお手伝いに必要な動作ができること、そして興味を持っていることが大前提です。

大人でもできないことや苦手なことを指示され、失敗して怒られるのは意欲が削がれますね。

本人が得意げにやっていることをうまくお手伝いに組み込むのがポイントです。

まだ上手に自分の気持ちを伝えるのが難しかったり、パパママの指示を全て理解することはできません。

教える時は、なるべく短い言葉で、動作を単純化して教えます。

1度でも成功したらオーバーリアクションで褒めちぎりましょう!

毎日できなくても良いですし、回数制限もありません。

本人が興味を持ったその時がタイミング!

上手くいってもいかなくても参加してくれたら「ありがとう!」を忘れずに。

物をつかめるようになったら

⑴洗濯物や洗濯バサミの受け渡し

最初は洗濯バサミを取ってもらいましょう!

しゃがむのがまだ難しい場合も多いと思いますので、赤ちゃんが座っている側に洗濯バサミを置きます。

「洗濯バサミちょうだい」と言って赤ちゃんの目の前に手を出します。

初めはパパママが赤ちゃんの元まで取りに行くスタイルだと比較的簡単です。

次第に立って歩いたり、安定してしゃがめるようになってきたら、離れたところまで持ってきてもらったり、

洗濯バサミを所定のカゴや入れ物にしまってもらうようにしてもいいでしょう。

発達やお手伝いの上達に合わせて少しずつステップアップさせることは、赤ちゃんの意欲を掻き立てます。

洗濯物に興味があるなら、洗濯カゴを窓の付近に置いて、中の洗濯物を取ってもらってもいいですね。

濡れていると重いし、落として汚れたりするとママは凹むので、物を持って歩けるようになるまでは、取り込む時に手伝ってもらう方が良いかもしれませんね。

⑵ゴミ箱にポイ!

ゴミをゴミ箱にポイしてもらいます。

これも初めはゴミ箱を近くまで持って行きます。

「ポイッ」と言いながら動作を見せると分かりやすいですね。

歩けるようになったらゴミ箱まで自分で持って行ってもらいましょう。

しゃがんで遊べるようになったら

⑴ お風呂掃除

慣れるまでは床が乾いた状態で、転倒に注意して行って下さい。

柔らかい乾いたタオルで、鏡や蛇口、桶、バスタブの縁を拭くことから始めます。

スポンジがいい!と言われたら、キッチン用のスポンジを赤ちゃんの手に収まるくらいの大きさにカットして渡します。

足でしっかり踏ん張ってしゃがめるようになったら、床やバスタブを手伝ってもらいましょう。

ママも一緒にお掃除するときは、洗剤がなるべく赤ちゃんに触れないように気をつけて行ってください。

触れたらすぐ洗い流しましょう。

⑵床の雑巾がけ

最初にパパママが簡単に掃除機をかけ、水拭きしておき、仕上げの乾拭きをお願いしてみてはどうでしょうか。

廊下があるお宅なら、競争もたのしいです!

盛り上がりすぎて怪我しないようにしてくださいね。

離乳食の完了期を過ぎたら

⑴一緒にテーブルのセッティング

ランチョンマットやコースターを並べる、テーブルを拭く、コップを並べる、など探せばお願いできることはたくさんあります。

始めた頃はおぼつかない動作でドキドキする事もありますが、1歳半頃には、急須に茶葉を入れる、取り皿を運ぶ、お箸を並べるなど、どんどんお手伝いの幅が広がっていきます。

失敗しても、おもちゃにされてもめげずにたくさんお願いしてみてください。

⑵簡単な調理を一緒にする

キッチンの中で自分も何かしたい!という欲求が高まってきたら、一緒におやつ作りするのがオススメです。

例えば、手ごねパンやクッキー、蒸しパンなどは、あらかじめ材料を量っておいて、ボウルに入れるのをお願いします。

手先が器用に動くようなら、こねたり、混ぜたり、丸めたり、型抜きしたりもできますね。

バナナは包丁の練習にぴったりです。

まだ包丁は怖いという場合は、ナイフでも簡単切れるのでオススメです。

⑶食器を拭いてもらう

食後の食器洗いなどの片付けは大変ですよね。

疲れてるところにお手伝いをお願いするのは面倒かもしれませんが、一生懸命お手伝いをしてくれる姿は見ていて心が軽くなりますよ。

割れる危険がなく、軽い離乳食用のお皿やコップを渡して拭くのをお願いしてみてはどうでしょうか。

まとめ

小さな子にお手伝いを教えるのは根気がいりますが、上達してできるようになると本人も自信がつきますし、パパママも子の成長を感じられて嬉しいですよ。

自分も参加したい!真似っこしたい!という気持ちが芽生えたら、摘んでしまわず、思い切って任せてみてください。

その積み重ねがきっと良い結果につながります。

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