モロー反射って??てんかんとの違いは?
みなさんは、モロー反射ってご存知ですか??
赤ちゃんが居る家庭でも、モロー反射という言葉を初めて知ったという方もいると思います。
私は、子供が1歳のときに知ったのですが・・・・・(笑)
モロー反射とは、なんなのでしょうか?
また、モロー反射とてんかんとの違いってなんなのでしょうか??
今回は、モロー反射のあれこれを知らない方もわかるように説明していきたいなと思いま
モロー反射ってなに??
赤ちゃんが、、手を前に突っ張る感じの仕草を見たことはありませんか??
その仕草が、モロー反射なんです。
赤ちゃん特有の原子反射で、赤ちゃんならだれもが通る道なんです!!
モロー反射は、原子反射の1つとされているので、モロー反射があるからと言って何も心配はありません。
赤ちゃんは、神経がまだまだ未熟なため、生後すぐにモロー反射が出てくるんですよ。
一説では、人間が母親に抱きつく仕草の遺伝なのではないかと言われています。
なんか、そういわれると納得な気がしますね。
モロー反射っていつまで続くの??
さて、モロー反射は生後まもなくから、いつまで続くのでしょうか??
一般的にはだいたい3ヶ月くらいだと言われています。
首が座ってきたり、首の動きが発達してくるとモロー反射の症状が少なくなっていき、消えていきます。
ですが、これはあくまで個人差なので、3ヶ月になってもなかなかモロー反射の症状が治まらないと言って、心配することはありません。
8ヶ月くらいでモロー反射の症状が消えてきた子だっています。
1人1人みんな違うので、ゆっくり見守ってあげてくださいね。
モロー反射の確認方法!!
赤ちゃんは、自然にモロー反射をしますが、確認方法があるんです!
ご存知でしたか??
・仰向けのまま赤ちゃんの後頭部から首元らへんを、手のひらで支えます。
・次にそのまま少し頭を持ち上げます。
・後頭部を支えたままで、頭を落下させます。
何回もやることは、あたりまえですがダメですよ!!!
ちょっと確認してみたいときは、注意しながら行ってください!!
モロー反射とてんかんの違いって??
モロー反射とてんかんの違いってなんとなく似ていますよね??
見分けが難しい・・・・・そんな方のためにモロー反射とてんかんの違いを書いていきたいなと思います。
まず、赤ちゃんに多いてんかんは「点頭てんかん」です。
別名「ウエスト症候群」とも言われています。
この点頭てんかんは、生後数ヶ月から1歳くらいの赤ちゃんに多く見られます。
点頭てんかんの特徴は、
・手足を急に突っ張るような仕草
・首をカクカクさせる仕草
・両手をぱっと開く仕草
・1日に何回も発作がある
です!!
このような動作を数十秒くらいの間隔で繰り返します。
長いときは、5分くらいから10分くらいずっと発作が続くんだとか。
また、点頭てんかんを発症してしまうと、物を目で追わなくなったり、笑わず無表情になるという症状が出てきます。
こちらの症状も合わせて確認しておく必要があります。
モロー反射とてんかんの症状は、非常に似ていて素人ではなかなか見分けるのが難しいです・・・・・。
なので、心配なら病院に行って検査してもらうのがいいでしょう。
小児科で診てもらうができますよ!!
最後に
日本の赤ちゃんのてんかんの発症率は、赤ちゃん1万人に対して3、1人みたいです。
個人的に多いかなと思います。
点頭てんかんの場合は、早期発見がとても大切になってきます!!
少しでも心配なら、早めに病院に行って診察を受けることをおすすめします。
お母さんは、初めてのことすべてが心配だと思いますが、ためらわないで病院に相談してみましょうね☆