赤ちゃんの突発性湿疹について。症状と治療法
風邪なんか引いたことのない赤ちゃんが熱を出すことがあります。
40度近い熱を出して、お母さんたちを不安にしてしまう・・・それは「突発性湿疹」です。
うちの子は2歳2ヶ月のときになりました。
初めての熱だったので、なんか悪い病気ではないかとすごく不安になったことを覚えています。
なので、今回は、子供が突発性湿疹になってしまったときに慌てないで対応できるように、事前に突発性湿疹について覚えておきましょう!
突発性湿疹って?何歳までかかるのか?症状は?
突発性湿疹は、生後6ヶ月くらいから2歳くらいまでの間にかかることがとても多い感染症です。
0歳と1歳で99%を占めています。
もちろん2歳以上でもかかります。
昨日まで元気だったのに、急に38度ほどの熱を出してその日のうちに40度近くまで熱が上がってしまいます。
その熱は3日から4日くらいで、平熱に戻ってしばらくしてから、体に赤いぽつぽつと湿疹が出てきます。
湿疹は全身に広がりますが、長くて1週間くらいで自然に消えていきます。
かゆみを伴わないので、湿疹のあとが残る心配もありません!
突発性湿疹にかかる子供は約7割だと言われています。
突発性湿疹の特徴と言うと、高熱なわりに、元気であるということです。
中には、元気があって機嫌がいい子もいますが、たいていは機嫌が悪くなることが多いです。
うちの子もずっと機嫌が悪かったです。
3日くらい、ずっと泣いていました。
なので、抱っこしていないとダメでした。
湿疹が治るまで機嫌が悪いですが、湿疹が治ればケロッとしているので、本当に不思議です(笑)
突発性湿疹はうつる病気なのか?
突発性湿疹はウイルス感染の病気なので、感染力は弱いのですがうつる病気なんです。
熱がある時は、とてもうつりやすいので注意しましょう!!
感染経路は、飛沫感染や経口感染、間接的な接触感染の3つがあります。
突発性湿疹は、1度感染すると抗体ができますので、2回かかる人はそれほど多くはないと思います。
保育園では、感染力が弱いため流行ることはめったにありません。
保育園に登園する目安ですが、解熱後1日以上経過して全身症状がいいことなので、様子を見てよかったら登園させてくださいね!
突発性湿疹の治療方法って?
残念ながら、突発性湿疹の特別な治療方法はありません。
熱がかなり高く上がるのですが、機嫌が良く食欲もあるのであれば、安静にして様子を見るというのが一般的です。
もし、熱が出て苦しそうにしているのであれば解熱剤などを処方してもらってもいいかと思います。
また、他の病気などがある場合は、抗生物質を処方されることがあります。
一般の人には、病気なのか、突発性湿疹なのか見分けるのは難しいので小児科に行って診察してもらった方がいいです。
突発性湿疹になってしまったら?家での処置方法!
突発性湿疹だと、小児科で診察を受けたら、まず気を付けたいのは「水分補給」です。
普通の熱でも、水分補給が大切ですが、突発性湿疹のときも必要です。
一般的な、熱が上がったときのケアをしていれば問題ありませんよ!
湿疹がまだ残っていても、元気が良ければお風呂に入れて大丈夫です。
最後に
多くの人は、生まれて初めてかかった病気が「突発性湿疹」だったというケースだと思います。
初めての高熱にお母さんもびっくりするし、不安でしょうがないですよね・・・。
突発性湿疹になった赤ちゃんも、初めての高熱に不快になって機嫌が悪くなってしまいますよね。
水分をこまめに与えて、元気になるまで様子をみてあげましょうね。