子供を守ろう!夏に多いプール熱について!

子供を守ろう!夏に多いプール熱について!

みなさんは、プール熱って聞いたことありますか??
名前は聞いたことがあるかもしれませんが、どんな症状が出るのかと聞かれると詳しくわかる人は少ないのではないのかなと思います。

病気の名前にプールがつくので、プールから感染??プールに行かなきゃいいの??なんていろいろ考えてしまいます(^_^;)

特に、夏に多いプール熱!!
あなたの子供がかからないように、しっかりどんな症状なのかどんなことをすればうつってしまうのか、知っておくことが大切だと思います!!
なので、今回は、「プール熱」について書いていきたいと思います。

プール熱ってなに??どんな症状が出るの??

正式には、咽頭結膜熱と言います。
でも、プール熱と言った方が親しみやすいので、あえてプール熱と書かせていただきます(笑)
なんでプール熱と言うかと言うと、プールを介して感染することが多いためだそうです。

プールを介して感染する夏風邪の1種です!!
どんな症状が出るのかと言うと、

・急な発熱
・熱が上がったあとにのどの痛み
・目にかゆみが出てくる
・頭痛
・吐き気
・腹痛
・下痢

などです。

まず、最初に急な発熱があり、39℃から40℃の熱が出ます。
そのあとに、喉や目がかゆくなってきます。

喉は、真っ赤に腫れて、かなりの痛みが出てくるきます。
それがだいたい3日から7日くらい続きます。

また、目は、目やにが出てきてまぶしくなったりと涙が止まらなくなったりします。
目は、片目から始まることが多いです。
そのあと、両目に広がっていきます。

さらに、吐き気や腹痛、頭痛などの症状も出てくることがあります。
プール熱の潜伏期間は5日から7日くらいとされています。

プール熱はどんなことで感染するの??

上記でプールで感染することが多いと言いましたが、詳しくはどうなのでしょう??
書いていきますね。

プール熱は、「アデノウイルス」が原因で感染します。
このアデノウイルスが、口や鼻や喉などの粘膜、または、眼の粘膜から感染して体内に入り込みます。

特に子供に多い理由は、このウイルスに対しての免疫力が少ないためとされます。
感染経路は、鼻水などの飛沫感染なのですが、プールで結膜などからの感染や経口感染も考えられます(^_^;)
なので、プールでうつることが多いとされているんですね~。

症状が治まってきたあとも、咽頭から長くて14日くらい、便からは30日くらいウイルスが出てきます。
なので、思ったよりかなり感染力は強いウイルスなんです!!

プール熱の予防方法は??

プール熱が流行っているときは、やっぱり手洗いうがいが1番です。
また、便にウイルスが出てきますので、排出後や赤ちゃんの場合はおむつ交換のときにも注意が必要です。

さらに、眼からの感染もあるので、タオルの共用は避けてください。

結果、予防方法は

・手洗いうがい
・便の取り扱いに気をつける
・タオルの共用は避ける
・プールのあとは洗眼

を、心掛けましょう!!
意外と、洗眼はなかなかやらないと思うので、しっかりと洗眼したほうがいいですよ!!

プール熱の治療方法は???

残念ながら、アデノウイルスには抗生物質は効果がないんです・・・・・。
なので、治療は、結膜炎がひどかったら眼科へ。

熱が下がらなかったら内科へと、それぞれの症状に合わせての対症療法になります。
家ではどんなことに注意をするべきかと言いますと、脱水にならないように気を付けることと、栄養のあるものをきちんと食べることではないでしょうか?
できるだけ、刺激の少ない消化にいいものを食べてゆっくり休んでくださいね。

最後に!

夏の暑い日は、子供はプールに行きたがりますよね!?
また、夏休みにプールに遊びに行けば、親として安心ですし家でだらだらしているよりだったら・・・・・とプールに行かせるということもよくあることです。
楽しいプールなのに、プール熱になってしまったら大変です。
しっかり予防してプールを楽しんでくださいね!!

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