弱視について。3歳は注意!?
「弱視」と言う言葉は聞いたことありますか??
名前の通り、視力が弱くなってしまい、目の成長が止まることを言います。
ですが、弱視は誰にでも起こる可能性があるんです。
「自分の子供は大丈夫!!」って思っていませんか??
弱視について、しっかり知って子供がならないように注意しなくてはいけません。
弱視について
通常、目は生まれたときから成長しています。
生まれたばかりの赤ちゃんは、明るいか暗いか、また、近くのものもただぼんやりとしか見えていないでしょう。
ですが、周りからの視覚的刺激によって、だんだんと「見る力」がついてきます!
1歳・・・・・0.3
2歳・・・・・0.6
3歳・・・・・0.8
4歳から6歳・・・・・1.0
くらいになると言われています。
小学生になるころには、目の機能が完成すると言われています。
なので、6歳から7歳くらいまでの間は、目の成長が真っただ中ということになります。
この目の成長期間中に、なんらかの原因で妨げられると弱視になってしまうことがあります。
上記で、弱視とは、目の成長が止まったことと書きました。
両方弱視の子もいれば、片目だけという子もいます。
弱視を、近視や遠視と同じように考える人もいますが、弱視は、眼科医の元で処方されたメガネでないと視力が1,0以上にならないので、メガネで矯正できる近視や遠視とは、全然違うんですよ!!
弱視の原因について
弱視になる原因は、大きく分けて3つあると言われています。
斜視
斜視は、ものが二重に見えます。
なので、脳が混乱してしまいます。
そのようにならないように、斜視ではない方の目だけでものを見るようになって、片目の成長が止まってしまうんです。
斜視は、赤ちゃんの時に目にライトを当てて、赤ちゃんの鼻の付け根うをつまんでみたり、より目になるかで判断できますよ。
遠視
遠視が強度の場合は、近くも遠くも見えづらいので、目の成長が弱視になりやすいです。
病気
先天性の白内障や怪我によって、眼帯を3日以上したことがある子供は弱視になりやすいです。
弱視は早期発見で治る
弱視になれば、もう治らないというイメージが強いですが、早期発見で治るんです!!
多いのは、3歳児検診で見つかるケース!
3歳児検診で見つかって、その治癒率は90%です。
すごく高い確率で治るんです。
6歳以降に見つかった場合は、70%に下がってしまいますので早期発見が1番だと言えます。
早期発見は、やっぱりお母さんが気づくか気づかないかだと思います。
こんな仕草があったときは、弱視を疑ってください。
・つまずく、転びやすい
・絵本やテレビを見るときに、異様に近い
・視力検査などで目を隠すのを嫌がる
・左右の視力の差が激しい
思い当たることがあれば、すぐに眼科に行ってください!!